-Aco-

私は本を読むのが好きです。

読書家と名乗るほどの量は読んでいませんが、ほぼ毎日少し読みます。
しかも、何冊かの本を少しずつ読みます。
例えば、一日に、ある本を7ページ、別の本を3ページ、はたまた別の本を4ページという具合です。
そうなってしまうのは、集中力が続かないとか、そんな感じではなく、細切れの時間に、読みたいものに手を出してしまうという感じです。
新しい本も読みますが、以前に読んだ本を読み返すことが多いです。

最近読んでいるのは、司馬遼太郎の『竜馬がゆく 第8巻』、中島京子の『小さいおうち』、岡本太郎の『私の現代芸術』です。
脈絡がないですね(笑) でもどれも面白い。

『竜馬がゆく』は何回も読んでいますが、あとの2冊は初です。

『小さいおうち』は友人から借りている本で、私にとって息抜きになる本です。
文体から作られる空気感も好きです。

『私の現代芸術』は、最近、ネットの古本屋で買いました。
本来は古本屋を探し回らないと手に入らない本が本当に簡単に買える。便利な時代に生まれました。

岡本太郎の本はこれまでに何冊か読んでいて、読む度に今の自分について考えさせられます。

本を読んで私が今日感じたことは、、、

私はタンゴを探究しているけれども、タンゴの形に囚われることはタンゴを見失うことになる。
タンゴを踊るには、基本の動きやタンゴの研究は過程として必要だが、私はタンゴという踊りを踊るのではなく、私の中にあるエネルギーや感情を動きにすることが本質的である。
だから、私の中に何があるかが重要である。
そして、そのエネルギーや感情を刺激し、表に引き出してくれるのは、タンゴの音楽である。

ということです。

本は、ヒントを与えてくれます。